Week1胸郭の動きを取り戻そう〜「リコンディショニング」今日も快適な1日を過ごそう
あなた自身が本来持っているパフォーマンスを最大化することで、ダイエットや健康増進の目標を達成するベースをつくることができます。
数ある健康法の中から「リコンディショニング」を進める理由や方法をお伝えしていくのでぜひご覧ください。今回のテーマは胸郭について
胸郭の役割
胸郭の主な役割は下記の2です。
・臓器の保護
・呼吸運動
二つの役割に加えて、肩甲骨と隣接する部位であるため上半身の動きに大きく影響を与えます。
構成要素は12個の対になる肋骨と中央にある胸骨となります。
これだけの骨が胸郭には存在するので、隣接する骨同士の間が「関節」になるわけですが
これらの関節可動域が減少すると、特に呼吸運動や上肢運動に悪影響を及ぼします。
そして最近では胸郭には「ねじれ」が存在することがわかっており、利き手や内臓の逆位に関わらず胸骨(胸部中央の骨)右側に傾いています。
これはニュートラルポジションを取る上でも重要な考えで、完璧な左右対称を目指した
運動のみを行うのは不具合が生じそうです。
動かない胸郭はパフォーマンスダウンに繋がる
胸郭が動くとスムーズに手を上げることができ
胸郭を閉じる(背中を丸める動作)バンザイが制限される
このように胸郭は上半身の運動をする上でとても重要です。
また胸郭の硬さは脊柱の回旋にも影響を与えます。
指導現場でよくみられるのが、浅い呼吸や回旋可動域の減少。それに伴う腰痛や肩痛です。
また胸郭は呼吸運動に大きく関わっているので、ウエストラインの形状にも影響を与えます。呼吸が浅いとコアに存在するインナーマッスルを使いにくくなるので、機能低下を及ぼします。それは下腹ぽっこりや一般的に反り腰と呼ばれる姿勢の助長にもつながります。
もし美しい姿勢や後ろ姿、スポーツパフォーマンスアップ、疼痛改善をしたいのであれば
胸郭の可動性は十分に確保しておく必要があります。
写真のバンザイ動作は胸郭の動きを確認するための簡易的なエクササイズの一つです。
リコンディショニングエクササイズ
次にリコンディショニング(ここでは機能低下→正常な状態へ戻す)エクササイズをご紹介します。
難易度順に並べています。
一つずつチャレンジしてみましょう。
①②のエクササイズは1分を目安に行いましょう。
③のエクササイズは10回2セットを目標に実施してみてください。
また胸郭へのアプローチは呼吸自体を練習することも効果的です。
息を吸う1に対して、息を吐く2-3の割合になるように鼻で呼吸を行ってみましょう。
まとめ
胸郭は見た目にも機能にも影響を与える重要なパーツであることをご紹介しました。
この記事でご紹介したエクササイズを実施して、日々のパフォーマンスを一定に保てるようにしましょう。
次回の配信は11/20です。
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